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2016/5/10

未来の乗り物「WHILL」に乗ってきた!(1)

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今回は、横浜市産学共同研究センターにあるWHILL株式会社さんにお邪魔しました。目的はただ一つ。車いすの既成概念を超えたパーソナルモビリティ「WHILL」の試乗体験です。



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さっそくデザインにやられました。


最初に目につくのはやっぱりデザイン。幾度となく言われてきた言葉だと思いますが、「カッコいい!」の一言です。この未来感たっぷりで洗練されたデザインがたまりません。

アームからホイールにかけての丸みが、シンプルでやわらかくとても安心感があります。それとは対照的に、足元のタイヤはハードでタフな感じがしますよね。男性が好きそうです。また、手元のスイッチやコントローラーまわりは、余計なボタンやスイッチなどはなく、年齢国籍問わずはじめて触れる人にも、とてもわかりやすい設計だと思います。



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しかも、オシャレなだけではなく、知的な雰囲気も醸し出されます。



デザインって本当に大事ですよね。ちなみに「WHILL」は、2015年度のグッドデザイン大賞を受賞しています。



さて、車体のサイズですが、長さ89㎝、幅60㎝、高さ90㎝ととてもコンパクト。最高速度は、道路交通法に定められている通り、6km/hです。また、シート・アーム・背もたれ・フットサポートの長さや高さ、角度は、一人ひとりにフィットするように、調整してくれます。体重制限は、100kgです。



全方位タイヤ「オムニホイール」がすごい!



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前輪は独自で開発された全方位タイヤ「オムニホイール」です。24個の小さなタイヤで構成され、縦横両方に回転ができ小回りが抜群です。最小回転半径は70㎝。後輪(ノンパンクタイヤ)を中心にその場で回転することができます。

さらに四輪駆動だから、10度の傾斜を登るパワフルさがあり、7.5センチの段差も簡単に乗り越えられます。雪道や砂利道、狭い屋内だって、オンオフ関係なく突き進みます。これなら、いつもの畑仕事やちょっとしたお出掛けが、楽しみになりますよね。個人的には、前輪タイヤのゴツさが大好きです。

この「オムニホイール」のおかげで、普通の電動車いすでは実現できないことが知らぬ間に増えています。普通の電動車いすでは動けなくなってしまうような悪路やちょっとした横移動など、ユーザーに意識させることなく、行動範囲が広がったり簡易にさせてくれています。



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こちらはフットサポート。



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後ろ姿です。



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後ろに荷物ホルダーがあります。





操作したくなるデザイン。


次に操作するためのコントローラーとスイッチを見てみます。



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右アームにあるマウスコントローラーで操作します。行きたい方向にマウスを傾けるだけ。とても直感的。誰でも簡単にできます。



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こちらが左アームにあるスイッチです。シンプルなマークで、はじめて使う人にもわかりやすいですね。上から3段階で速度設定ができます。「S」がシート操作で、一番下が電源スイッチですね。



それでは電源スイッチを入れてみます。(ドキドキ)



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左アームの内側が青く光るんですよ!なんてオシャレなんでしょう!(わーいわーい)





シートがウィーーーン。


左アームにあるスイッチを「S」に入れ、シートを操作してみます。



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ウィーーーン。



シートは、最大で15cm前方に電動でスライドすることができます。移乗の際に活躍する機能ですね。





スマホで遠隔操作ができる!



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スマホに専用のアプリをインストールすれば、「WHILL」を遠隔操作することができます!



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WHILL株式会社の吉岡さん。写真では伝わりませんが、遠隔操作してます。



一緒に歩く家族が、スマホで「WHILL」を操作するなんてこともできるんですね。



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それに、細かい速度や加減速度の設定もスマホでできるから、自分の使いやすいようにいつでも簡単にカスタマイズできます。これからも進化するソフトウェアに期待がふくらみます。





Ride on !!


それでは、未来の乗り物「WHILL」に乗ってみます!動画撮影は、リコーのTHETAなので、360°全ての景色を楽しむことができます。画面をいじってみてください。「WHILL」の走行を体験できますよ。




YouTube: https://youtu.be/ft2yQKKMdcA

左手にカメラを持ちながら運転してますので、「WHILL」の操作がスムーズではありません。許してください。

※THETAの360°再生には制限があります。360°再生ができない場合は、下記の対応できるブラウザ・アプリでご覧ください。
・パソコンのブラウザで見る場合:Chrome、Opera、Firefox、またはInternet Explorerの最新バージョン
・スマホで見る場合:最新バージョンのAndroid、またはiOS向けYouTubeアプリ



右アームのマウスコントローラーは、手の中で簡単に操作ができるから、手首が疲れません。なんだか、アニメ「FREEDOM」で登場するビークルを操作しているみたいで感動しました。






YouTube: https://youtu.be/_-fwEerB2Pw

段差にチャレンジ。段差を簡単に乗り越えるパワーがあって、乗り越えた先でスムーズに小回りもできてホントに素敵です。





見た目の良さやパーソナルモビリティとして操作している特別な感覚によって、車いすに乗っているようには感じさせません。車いすに乗らなければいけないという引け目。その引け目を感じるどころか、いつもそばに置いておきたいと感じさせてくれます。



この感覚がとっても大切なんでしょうね。



商品をユーザーにとって魅力的なものにするためには、ただ単にデザインを増やしたり、シンプルにすればいいというものではありません。開発に至るまでのストーリーや情報の魅せ方など、それぞれが連鎖し一体となってはじめて魅力的に見えるものです。使いたいと思わせる福祉用具が世の中にまだまだ少ないなか、それは、すべての福祉用具における今後の課題といえるのではないでしょうか。



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WHILL株式会社: https://whill.jp/


作成者:深澤 裕之