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2017/1/17

介護保険で車椅子や介護ベッドもレンタルできる!使わなきゃ損の制度を徹底解剖 その13

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13.介護保険制度を使って福祉用具をレンタル~歩行補助杖編~


生活の幅を広げる歩行補助杖はタイプもいろいろ!レンタルの際に知っておきたいポイントとは?


松葉杖や一本杖のように、歩く際に体を支える「歩行補助杖」は形もたくさんの種類がある福祉用具です。介護保険制度を活用してのレンタルは、要支援・要介護の方ともに可能となっており、レンタルできる種類も決まっています。

そこで今回は介護保険制度を使ってレンタルできる歩行補助杖について、種類や選び方の基本などをご紹介します。

介護保険でレンタルでき歩行補助杖の種類


介護保険制度において、レンタル補助対象となっている歩行補助杖には、次のようなものがあります。
  • 松葉杖
  • カナディアン・クラッチ
  • ロフストランド・クラッチ
  • プラットホーム・クラッチ
  • 多点杖(多脚杖)

松葉杖は若い方でも骨折などをした際に使うことも多いため、比較的イメージがつきやすいタイプの杖。脇を締めて脇あての下にある握りを持つことで体重を支えてくれる杖です。

カナディアン・クラッチとは上腕部にカフと呼ばれる支えが付いていて、手のひらが置かれる部分に杖の握りがある杖です。

ロフストランド・クラッチと呼ばれる杖は、前腕に固定するカフが付いています。

カナディアン・クラッチ、ロフストランド・クラッチともに、下腕の力が弱く、一本タイプの杖では体を支えられない方にも向いています。また、片手しか使えない方、下半身麻痺、骨折、捻挫、股関節症などがある方にも適しています。

ここまでご紹介してきた杖は、地面に接する部分が1本の棒だったものに対し、多点杖(多脚杖)は床に接する部分が3本もしくは4本の脚に分かれているタイプです。

安定性があるのが大きな特徴で、立つ姿勢が悪い方や、杖に体重をかけてしまう方にも向いています。

歩行補助杖選びのポイント


歩行補助杖を選ぶ際には、安定性や使用する人の体格などを考慮することが大切です。実際の歩行補助杖選びには、福祉用具専門相談員などのアドバイスを受けながら、サイズをキチンを合わせることが大切ですが、あらかじめ知っておきたいポイントは次のような点が挙げられます。
  • 軽くて丈夫であること
  • 身長にあった長さであること
  • グリップ部分が握りやすいかどうか

また、要介護度や腕力別に次のような点も気をつけてみましょう。

<腕の力が十分にある方>
  • 適している杖:一本杖もしくは多点杖

腕の力が比較的ある方で、歩行バランスが良好な方は一本杖が、歩行バランスに不安がある方は多点杖がオススメのタイプです。

<腕の力が弱い方>

腕の力が弱い方の場合、一本杖や多点杖を持つことが難しいというケースも少なくありません。 こうした場合には、松葉杖のようなタイプがオススメです。

握り手だけでなく、脇や前腕、そして床面で体を支えますので、杖の動きも比較的コントロールしやすくなります。

まとめ


グリップの形や、体の支え方などによって実にたくさんの種類がある杖を介護保険制度を活用してレンタルする場合には、杖を使うことで転倒リスクを上げてしまわないよう、体や障害の程度にあった杖を選ぶことが何よりも大切です。

要支援1以上の方からレンタルすることができますので、レンタルを希望する際にはまずはケアマネージャーや地域包括支援センターに相談してみましょう。

また、杖は介護保険制度の福祉用具貸与対象となるタイプが限られています。事前にレンタル対象かどうかもしっかりとチェックしてみるといいでしょう。