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2017/2/7

こんなものも!知っていると得をする介護保険で購入できる福祉用具いろいろ その5

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5.介護保険・特定福祉用具販売制度で「簡易浴槽」を賢く購入するには?


購入時の負担額を軽減できる特定福祉用具販売は、介護保険制度のひとつです。

厚労省により指定された5つの特定福祉用具を購入する場合には、ぜひ活用したい介護保険制度ですが、ご自宅でも工事をすることなく使える簡易浴槽も対象品目となっています。

訪問入浴などの在宅介護サービスを利用して入浴するだけでなく、できるだけ頻繁に入浴をさせてあげたい……と考えている方は、簡易浴槽を選んでみてもいいかもしれません。

そこで今回は特定福祉用具販売で購入できる簡易浴槽について詳しく解説いたします。

簡易浴槽って何?


ご自宅のお風呂で入浴が困難になった要介護者の方が、寝室など浴室以外の室内で入浴できるようにするための簡易浴槽は、ポータブル浴槽とも呼ばれる福祉用具です。

簡易浴槽には大きく分けて空気式、折りたたみ式、立てかけ式などがあります。一般的に浴槽本体、排水用ホース、ポンプの3パーツで構成されます。

また、中には洗髪器やシャワー機能を兼ね備えているもの、浴槽内のお湯を汚さずに髪が洗えるもの、電動ポンプで簡単に膨らませることができるものなどがあります。

簡易浴槽を使うメリットとしては、要介護者の床ずれ予防や皮膚を清潔にすること、また全身の血行を良くすることを自宅で簡単にできる点が何よりも大きいといえます。

簡易浴槽の使い方


簡易浴槽を使う場合には、まず入浴するためのスペースの確保が第一となります。

居室内で簡易浴槽を使う際には、給水と排水をどこで行うかを考えます。あまりにも給水距離が長いと湯温の低下が心配されますし、使用中にはどうしても水蒸気が出ますので、換気できる部屋が望ましいでしょう。

簡易浴槽使用時には、空気式の場合は空気を入れて浴槽を形成します。また、立てかけ式や折りたたみ式は設置が楽な反面、使っていない際の置き場所なども考えなければいけません。

簡易浴槽の選び方


介護をする人が高齢などの理由で体力がない場合には、空気式を選ぶなら電動ポンプがオススメです。また、床やベッドからの移乗なども考慮して、サイズや機能を選ぶことが大切になります。

ご自宅の環境や、介助者の体力、要介護者の介護度なども考慮しなければいけませんので、簡易浴槽選びには考えなければいけないポイントはたくさん。

専門知識を持った福祉用具専門相談員などのアドバイスも参考にしながら、予算を踏まえてぴったりのタイプを選びましょう。参考に、簡易浴槽を選ぶ際に注意したいポイントを以下にまとめておきます。

<簡易浴槽選びの際に注意したいポイント>
  • 要介護者の介護度や障害の程度
  • 入浴させたいお部屋の環境(広さ、換気の有無、給水・排水場所からの距離など)
  • 介助する人の体力
  • 浴槽本体の収納場所

まとめ


血行を促進し、身体を清潔に保てる入浴は、要介護者の生活の質(QOL)向上のためにもとても大切な時間です。

介護が必要になったご家族に、できるだけ快適な入浴をさせてあげたいと考えているなら、簡易浴槽の導入はとてもメリットの大きいものです。

取水や排水に工事を必要としないタイプの簡易浴槽であれば、介護保険制度を活用して購入費用の一部(1割もしくは2割)負担で購入できますので、ぜひ入浴に関して悩んでいる方は、検討してみてはいかがでしょうか。