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2017/2/21

介護保険で住宅改修をするには!? 使わなきゃ損の制度を徹底解明 その3

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介護保険の「住宅改修」はどんなもの?~住宅改修例~


自宅を介護リフォームして、より住みやすくする住宅改修は、介護保険制度から工事費が一定額給付してもらえます。とはいえ、どんなリフォームに対しても給付金が支給されるわけではなく、対象となる住宅改修はあらかじめ定められています。

具体的にはどのような住宅改修が介護保険の給費金支給対象となるのか、事例を交えてご紹介します。

住宅改修例1~玄関~


玄関は家の中でも段差の多いエリアです。玄関の外と中、いずれも段差があるため玄関周りの住宅改修は多くが段差解消や手すりの設置となります。 介護保険で認められている玄関周りの住宅改修は主に次のようなものがあります。
  • 手すりの取り付け
  • 敷居の高さ調整(低くする)
  • スロープ設置
  • 段差の少ない階段の設置

住宅改修例2~階段~


年齢を重ねると、どうしても階段での上り下りが難しくなります。ましてや介護が必要になり、車椅子を利用するようになった場合など、階段上への移動は介助者にとっても身体的負担の大きいものとなります。

そのため、階段周りでは次のような住宅改修が給付対象となっています。
  • 手すりの取り付け
  • 床材を滑りにくいものとする
  • 転倒防止のために段差が目立つようにする

また、住宅改修の介護保険適用とはなっていませんが、自治体ごとに独自に補助金を出しているケースがあるのが階段昇降機などの機器の導入です。階段昇降機の設置を希望する方は、自治体の補助制度などを確認してみましょう。

住宅改修例3~廊下・居室~


トイレからリビング、リビングから寝室など家の中の移動がスムーズになれば、要介護者の方にとって自立ある生活を送れる範囲が広がることから、廊下や居室の住宅改修も要介護者の方のQOL(生活の質)向上に大きく貢献することがあります。

廊下やお部屋でリフォームを行う際には、次のような内容が給付対象として認められています。
  • 手すりの設置
  • 部屋のドアの交換(引き戸やアコーディオンカーテン等への変更)
  • 段差解消、スロープ設置
  • 床材の変更(畳からフローリング、ビニール床等への変更)

住宅改修例4~浴室~


入浴は、介護中の事故が発生しやすい場所でもあることから、段差の解消や扉の変更などは介護中の事故防止のためにも非常に有効です。 浴室での住宅改修としては次のような内容が給付対象となっています。
  • 浴室の床材変更
  • 段差の解消
  • 床のかさ上げ
  • 浴室内の床段差解消に伴う給排水設備工事
  • 手すりの設置

住宅改修例5~トイレ~


例えば脳卒中で半身麻痺になってしまった場合、例えば立ち座りが難しくなった場合など、トイレの改修は要介護者の自立排泄を促すためにも大切です。

主な給付対象となるトイレの改修は以下の通りです。
  • 和式便座から洋式便座への取替え
  • 手すりの設置
  • 床材の変更、給排水設置工事
  • ドアの交換(引き戸式等への変更、開口幅の拡張)

まとめ


今回ご紹介した、給付対象となる主な工事内容の他にも、対象となる住宅改修に付帯する壁の下地補強や給排水工事、床材下地の補修なども介護保険では住宅改修の給付対象となっています。

事前にどういった工事が給付対象になるのかを、ケアマネージャーや施工業者にしっかりと確認し「いざ工事をしたのに給付対象にはならなかった!」ということにならないように気をつけましょう。