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2017/2/28

階段・段差のある家で介護生活を送るには!? 階段昇降機・段差解消機の選び方とメリット その1

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階段の上り下りをサポートする階段昇降機とは?選び方やメリット


自宅の階段や玄関の段差、玄関外のポーチの段差などは、車椅子が必要になるなど介護が必要になった場合、毎日の生活を送る際にはとても厄介な存在です。

毎日、上階の部屋から下の階への移動介助をするとなれば、介護する側の身体の負担は大きいもの。そんな時には、階段昇降機や段差昇降機を活用するという方法があります。

今回は、中でも階段の上り下りをサポートする介護用リフト、階段昇降機について解説します。

階段昇降機の種類と役割


階段昇降機とは、自宅や施設内の階段に昇降のためのレールを取り付け、駆動装置のついた椅子が昇降する装置です。

車椅子などを使っていて、自分で上り下りができない要介護者などの暮らす自宅で導入されることが多く、設置方法や構造によって次のような種類があります。
  • 屋内直線階段昇降機
  • 屋内曲線階段昇降機
  • 屋外直線階段昇降機
  • 屋外曲線階段昇降機

ここでいう直線、曲線とは階段を上り下りする際に使用する椅子を取り付ける走行レールが直線か曲線かの違いがあります。

階段昇降機を設置する場所の条件と取り付け方


階段昇降機を設置する場所の条件

自宅に階段昇降機を設置したいと思った場合、木製やタイル貼り、フローリング貼などの材質、直線階段や螺旋階段など階段の形状を問わず、ほとんどの階段に取り付けることができます。

階段幅は製品にもよりますが、およそ70cmから80cmあれば設置可能です。

設置時にはレールを固定する架台を階段のステップの面に設置するため、壁面の材質は問うことがほとんどありません。そのため、階段補修などが必要ないのもメリットの一つです。

電源で動くため、バッテリー式の階段昇降機以外は、近くにコンセントがあることが必要です。

そのため、場合によってはコンセントを増設する電気工事を必要とするケースもあります。ちなみに、バッテリー式の場合、使用頻度や階段に取り付けるレールの長さにもよりますが、一般的に3年程度となっています。

階段昇降機の取り付け方

階段昇降機は、専用の業者によって取り付けてもらうこととなります。設置にかかる時間はそれほどかからず、基本的には1日の工事で設置が完了します。

ただし、椅子式階段昇降機は建築設備となっているため、設置にあたっては工事に着手する前に建築主事または確認検査機関による検査を受けるための確認申請をしなければいけません。

確認申請は、椅子式階段昇降機の安全性や設置する環境が安全かどうかを確認するものですから、確認申請をしない業者の場合は、違う業者にお願いしましょう。

階段昇降機の価格


階段昇降機は、自宅にエレベーターを設置するよりも安価に階段の上り下りをサポートする装置であるものの、値段は安いものではありません。

階段昇降機の価格は、階段の形状や長さ、オプション等によって様々なため、一概にいくらということが言えません。

相場としては本体価格だけで60万円程度から高いものであれば100万円を超える場合もあります。プラス設置費用がかかると考えると、決して安いものではありません。

レンタルという手もありますが、レンタルする場合には「どのくらいの期間使用するか」を想定し、購入した場合とレンタルした場合の金額を比較しましょう。

介護保険は利用できる?


介護保険制度では、住宅改修工事や福祉用具の購入に給付金が支給されることがありますが、残念ながら階段昇降機は介護保険の支給対象ではありません。

ただし、自治体によっては、独自の情勢により介護に必要な機器として購入や設置工事費用に補助金を支給していることがあります。階段昇降機を利用したいと思っているなら、都道府県や市区町村ごとの助成や補助制度があるか確認をしてみましょう。

まとめ


ヨーロッパでは世界の中でも椅子式階段昇降機の普及が進んでいるため、階段昇降機はヨーロッパ製も多く、デザインや機能も様々です。

国内メーカーの製品も多数ありますから、階段昇降機の導入を検討する場合には、業者や福祉用具専門相談員などのアドバイスを受けながら、間違いのない階段昇降機選びができるように心がけましょう。