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2017/3/3

階段・段差のある家で介護生活を送るには!? 階段昇降機・段差解消機の選び方とメリット その2

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介護生活を安全にする段差解消機とは?選び方・メリット


家の中や外には、玄関ポーチ、玄関など段差のある場所が少なくありません。要介護になり、車椅子を使用するようになったこうした段差の解消にはスロープやステップの設置以外にも段差解消機を使用するという方法があります。

介護する側にとっても、身体的負担を軽減してくれる段差解消機の種類や実際に設置する際に気をつけたいことなどを解説します。

段差解消機の種類と役割


段差解消機は、車椅子に乗ったまま段差を移動できるように台が昇降する装置です。スロープを取り付けるスペースがない場合などに便利な段差解消機ですが、設置方法によって次のような種類があります。
  • 据置式段差解消機
  • 埋め込み式段差解消機
  • テーブルスライド式段差解消機

据置式段差解消機とは、玄関や掃き出し窓などの床面において使用する段差解消機を指します。

次の、埋め込み式段差解消機は、床下に昇降する部分を埋め込んだタイプで、テーブルが下降したときに床とテーブル面がフラットになる点が特長です。

そして、テーブルスライド式とは、階段のステップが3~5段程度あり、階段の撤去が難しい場合に、車椅子を載せるテーブル面が上下だけでなくスライド移動することで段差をスムーズに乗り越えるための装置です。

段差解消機の動力源は、電動・手動式に分かれ、電動式は、一人で行動することのある方でも、自分でスイッチ操作できます。

段差解消機の設置方法


段差解消機は、据置式であればどこに置けばいいのかさえ決めれば簡単に設置できるため、導入がとても簡単です。

逆に埋め込み式の段差解消機は電気工事や床下の掘り下げなどの工事が必要となりますので、事前に現場を確認してもらい、打ち合わせが必要です。

段差解消機のメリット


段差解消機を使うメリットは、スロープを取り付けるまでもないちょっとした段差を解消する際にとても便利です。大掛かりな住宅改修を行うよりも安価に済む場合もあり、本体自体はそれほど安くありませんが、負担軽減効果が高いことから導入する方も少なくありません。

段差解消機の選び方と価格


段差解消機は、どこで使うのか、誰が使うのかを検討して目的や用途に合わせたものを選ぶ必要があります。

例えば手動式の場合、介助者が操作することが必須に。電動式であれば要介護者の方ご本人が自分で操作できることから、自立を促すことにもつながります。

ものによっては操作方法が複雑で使うのが大変、という声もありますから、段差解消機を選ぶ際には操作方法なども確認しておくといいでしょう。

気になるお値段は、安価であっても40万円程度と決して安いものではありません。移動式の場合は購入ではなくレンタルという選択肢もありますので、お近くの福祉用具専門業者や福祉用具専門相談員などに相談してみましょう。

介護保険は利用できる?


段差解消機は、介護保険制度により福祉用具のレンタルが可能です。介護保険を活用すれば自己負担額はレンタル費用の1割(一定以上の所得がある方は2割)で使えますので、導入のハードルはぐっと下がります。

レンタル価格は福祉用具指定事業所によりけりですが、月額数千円程度から利用できますので、ケアマネージャーに相談してみましょう。

まとめ


階段昇降機と違って介護保険制度によりレンタル費用の給付が受けられる段差解消機は、自立ある生活を助けるための装置としても活用する方の多い福祉用具です。

玄関が狭いためにスロープが設置できない、玄関から家への出入りが困難などといった場合には、段差解消機の導入が有効なことがありますので、お近くの福祉用具専門相談員などに相談してみるといいでしょう。