
ライフ
2017/7/13
車椅子で公共交通機関を利用したい!新幹線編②
車椅子で公共交通機関を利用したい!新幹線編②
車椅子で公共交通機関を利用したい!新幹線編②
駅構内でもさまざまなバリアフリー対策が施されています。事前予約することでホームまでの案内や、列車乗降の手伝いをお願いすることができるので、必要に応じて活用しましょう。
駅構内のトイレ利用がご自身で行えない場合は、介助者の同伴が必要になります。また、同伴者には列車利用時や緊急時の際の誘導などを求められる場合があります。
当日は、新幹線発車時刻の30~60分前には駅に着きましょう。改札口や駅窓口にて予約時の氏名を伝えます。当日購入の場合は代金を支払い、切符を受け取ります。
切符を受け取ったら、駅係員の誘導でホームへ行きます。ホームで列車を待つ場合、線路と平行の向きに車椅子を停止し、ブレーキを確実に行いましょう。
新幹線にいざ乗車!
車椅子対応座席のある列車では、車椅子対応扉から乗降することになります。
乗車すると、車掌が座席まで誘導してくれるので、指示に従い着席しましょう。乗車後はブレーキ操作を確実に行いましょう。
●車椅子専用席
車椅子専用席の場合、座席が1席分空いており、その部分に車椅子を固定出来るようになっています。また、座席の手すりが持ち上げられるような作りになっているため、移乗動作も比較的楽に行えます。
●多目的室
多目的室は体が不自由な方のために、1列車に1室ずつ設置されている個室で、無料で利用することができ、特別な追加料金なく利用できます。
授乳や着替え、気分が悪い人も利用することができるものですが、予約使用は体の不自由な方に限られています。
当日空いている場合に限り、車掌判断によって順番制で利用できます。普段施錠されているので申請なしに利用することはできません。
座席をフルフラットにすることができ、その広さは車両によってはシングルベッドぐらいにもなるものもあるようです。
●車内移動用車椅子
一部の列車には、車内移動に利用できる車内移動用の車椅子が設けています。
余裕を持って下車しましょう
下車駅へ到着する前に、下車準備をしておきましょう。慌てて通り過ぎてしまうことがないように気をつけてください。
車掌の誘導に従って新幹線をおりると、ホームで駅係員が待機してくれており、改札口まで誘導してくれます。新幹線から在来線に乗り換える場合には、乗車する在来線ホームまで係員が誘導してくれます。