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2017/6/22

要介護者でも使える⁈ 生活支援ロボットってどんなものがあるの?

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要介護者でも使える⁈ 生活支援ロボットってどんなものがあるの?


食事や歩行、トイレなどさまざまなシーンで介護が必要になったとき、要介護者と介護をする人がよりよく介護生活が送れるよう、さまざまなロボットの開発が世界各国で進んでいます。

政府もその開発を後押ししている介護用の生活支援ロボット。一体どんなロボットで、どんなシーンで活用されているのか、その概要をみていきましょう。

生活支援ロボットとは?


生活支援ロボットとは、明確な定義が人の暮らしを助けるロボットとして、生活空間で使われるものを指します。ロボットといっても、機械製造の現場で使われるものから、駅の自動改札機などまで種類はさまざま。中でも生活支援ロボットとは、介護などちょっとした助けが必要な人に対して、サポートを行うことを目的に作られたものを指します。

経済産業省と、新エネルギー・産業技術総合開発機構では、生活支援ロボットがこれから高齢化社会を迎える日本においてとても大切な役割を果たすだろうという見通しのもと、平成21年度から、「生活支援ロボット実用化プロジェクト」に取り組んできました。

その取り組みのなかで、国際安全規格 ISO13482という国際規格も作られ、安心して活用できる基準作りがロボットの開発とともに始まっています。

どんな生活支援ロボットがあるの?


生活支援ロボットの機能は実にさまざまです。

たとえば、掃除機をかけなくても自動できれいに掃除をしてくれるロボットもあれば、リハビリや屋外での移動をサポートしてくれるロボットも生活支援ロボットの一つといえるでしょう。

経済産業省が進めている「ロボット介護機器開発・導入促進事業」では、屋外移動のサポートとしての「歩行アシストロボット」や「3次元電子マット式見守りシステム」などが具体的な介護者の使える生活支援ロボットとして製品化されています。

実際に介護現場で使われている生活支援ロボット


介護を必要とする高齢者福祉の現場では、生活支援ロボットとして実際に活用が進んでいるものもあります。

その一例が、パロと呼ばれるセラピー用アザラシ型ロボットです。センサーや人工知能などが搭載され、呼びかけや抱きかかえる、なでるなど人間からのアクションに可愛らしく反応してくれるパロは、セラピー効果が期待されています。

実際に、アメリカの介護施設や医療機関でも導入が進み、日本の介護施設でも活用が広がっています。

新しい生活支援ロボットにはこんなものも!


もちろん、国が指定して開発を進めるロボット以外にも、生活支援ロボットは数多く生まれています。

たとえば、発達障がいを持つ子供向けに海外で開発された「Leka」は、ころんと丸い形のロボットです。Lekaを持ち上げてシェイクさせた後に、カーテンの後ろなどに隠すと音を出して場所を教えてくれます。子供が音を頼りにLekaを探すことで、体を楽しみながら動かせる、そんなロボットとなっています。

また、日本精工からは「障害物回避先導ロボットNRW002」が登場。視覚障がいを持つ方が安全に移動できるよう、障害物を避け、人間を誘導してくれるロボットです。同社では、盲導犬の代わりとなる、人間と同じように歩くことのできる4足歩行型ロボットの開発も進めています。

まとめ


このように、介護が必要な方や障がいを持った方が自分らしく、生き生きと生活することをサポートするロボットは日夜開発が進められています。また、高齢化が進み、介護が必要な方が増える一方で、介護者が足りない現状にある日本では、介護者をサポートするロボットへの注目も高まっています。

生活支援ロボットは、まさに介護やサポートが必要な方の暮らしを変える新しい技術です。

普及のためには、まだまだ値段などの面で課題もありますが、 なかには介護保険制度を使ってレンタルできるものもあります。ぜひこまめに新しい技術の情報をチェックしてみてはいかがでしょうか?